腸内環境(腸内フローラ)が肌に与える影響について 大阪市にある街角エステ 美笑通信

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腸内環境(腸内フローラ)が肌に与える影響について 大阪市にある街角エステ 美笑通信

2019/06/13

大阪市にある街角エステ 美笑のエステティシャン石川です。

前回は肌と食事の関係をお伝えしましたが、今回は腸内環境(腸内フローラ)が肌に与える影響についてです。

肌に良い食事を食べていても、その栄養を吸収する腸が働いていなければ、肌に栄養が行き渡りません。まず、栄養を取り込む腸をキレイにするには?

 

腸の中には、微生物やバクテリア、乳酸菌、ビフィズス菌といった約1000種類の腸内細菌が100兆個も存在すると言われています。
その腸内細菌が人間が作り出せないビタミンやエネルギーを供給しています。

腸内細菌には人に良い影響を与える善玉菌、反対に人に悪い影響を与える悪玉菌、善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方へなびいて働く日和見菌がいます。
腸内環境はこれら3つの腸内細菌のバランスで決まり、善玉菌が優勢に働いている状態を「良い腸内環境」または「腸内環境が整っている状態」と言います。

 

<腸内環境の悪化で起きやすい肌トラブル>

・ニキビや吹き出物が出来る

・肌が乾燥する

・肌がいろんな物に敏感になる

・皮脂の分泌が増える

・肌のくすみが気になる

・肌にかゆみが出る

・肌のザラツキが気になる

 

<腸内環境を悪化させてしまう生活、食習慣>

 

冷え
手足だけでなく、お腹も冷えている人は、腸内環境が乱れやすいので注意!
肌への栄養もきちんと届いていない可能性が大です。ホルモンバランスも乱れやすくなります。

 

睡眠不足
寝ている間に、細胞の再生や修復が行われているため、睡眠時間が不足したり、質が低下したりしてしまうと、必然的に肌へも悪影響に。

 

糖質の摂りすぎ
糖質は悪玉菌のエサになるため、腸内環境を悪化させる大きな原因に!!
また、過剰に摂取すると、体内で糖化が進んで毛細血管がダメージを受けやすくなるため、肌に栄養が届きにくくなります。さらに、皮脂も過剰分泌に!!

 

早食いはNG
早食いをしてしまうと、しっかり噛むことができないため、消化に負担がかかります。基本なことが一番大切です。お金をかけずにすぐにできるので、さっそく意識してみましょう。一口に最低30回が目安です。

 

古く酸化した油の摂取
肌の潤いを保つためには、油を摂取することは必要なのですが、酸化している油を摂ると、それが細胞を作る素になってしまうので、NG!脂っこい物が好きな方や外食が多い方は気をつけましょう。
 

サラダだけの食事が多い
腸内環境が悪く、便秘がちな人は、生野菜を控えましょう。生野菜は消化に負担がかかるので、野菜を食べるときはスープにしたり、温野菜にしたり、少しでも消化に負担をかけない方法にしてください。
 

<善玉菌が働くためには>

善玉菌を増やすために、乳酸菌、ビフィズス菌、などが含む発酵食品を摂取しましょう。納豆、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品を毎日継続して摂りましょう。
善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂る。善玉菌のエサとなり善玉菌の増殖を促します。穀物、イモ類、海藻類、きのこ類などに含まれる食物繊維、大豆、バナナ、ごぼうなどに含まれる、オリゴ糖を積極的に摂りましょう。

白砂糖は悪玉菌のエサとなるので、腸内環境をを悪くします。お菓子、ジュースの摂り過ぎは注意が必要です。

腸内環境